開発者向けサービスの広報活動を支援する株式会社MOONGIFTが、9月27日「ヘッドレスCMS」をテーマにしたオンライン・パネルディスカッションを開催。
従来のCMSとは異なるAPIベースでコンテンツ配信を行うヘッドレスCMSは現在導入が進んでいる注目の技術になっていて、参加しておく価値は大ですよ!
そもそも、ヘッドレスCMSというのは、CMSの1形態で、これまでのCMSはコンテンツの管理に加えて、閲覧者向けのビュー(HTML)画面を持ち合わせているのですが、ヘッドレスCMSの場合はヘッド(ビュー)がなく、APIによってコンテンツを配信するのが特徴となっていて、開発者はコンテンツの一部だけを管理したり、Webのみならずスマートフォンアプリなどにもコンテンツを配信・管理できるようになります。
従来のCMSで言えば、今も圧倒的にシェアの高いWordPressがあり、これはウェブサイトの制作・運営に必要な機能が一括で提供されていて、専門知識のない人でも扱いやすいというメリットがあります。
ヘッドレスCMSの場合は、コンテンツの編集や管理にあたるバックエンドと、Webページやアプリ、各デバイスへの配信を行うフロントエンドに分かれていて、これら2つは切り離されています。
代表的なものとしては、Contentful、MicroCMS、GraphCMSなど。
パネルディスカッションについて
今回おパネルディスカッションでは、ヘッドレスCMSを提供するサービスベンダー5社が登壇、ヘッドレスCMSを採用する際のメリットや注意点、今後の展望などをディスカッションされ、配信はオンラインで実施し、視聴者から、その場で質問を受け付けられるのだそうです。
主な対象層としては開発者、デザイナー、そしてWebディレクターになり、ヘッドレスCMSの導入における課題や疑問点を解消することで、今後の導入に向けて前向きに検討できるようになるのではないでしょうか。
また、5社集まることで、各サービスの特性や違いを学ぶこともでき、どれを利用しようか迷っているのであれば、参加しておくと意思決定に役立ちます。
MOONGIFT.dev #1「ヘッドレスCMS」
9月27日 19時半より(2時間の予定)オンラインにて
パネリスト、モデレータ
アクイアジャパン合同会社 | Drupal | 丸山 ひかる氏(Technical Translator) |
株式会社ディバータ | Kuroco | 加藤健太氏(代表取締役) |
株式会社microCMS | microCMS | 柴田 和祈氏(COO) |
株式会社デジタルキューブ | Shifter Headless | 岡本 秀高氏(Developer) |
Storyblok | Storyblok | 福﨑 有彩氏(Developer Relations Engineer) |
従来のサーバサイドでHTMLを生成するCMSに対して、ここ数年盛り上がっているのがヘッドレスCMSになります。フロントエンドは別途開発することで、コンテンツはAPIベースで配信されます。政府統一WebサイトがヘッドレスCMSであることが望ましいとされるなど、注目される技術です。
そこで、今回はヘッドレスCMSを提供、活用する各社を招いてパネルディスカッションを行います。ヘッドレスCMSが何なのかはもちろんのこと、何ができて何ができないのか、採用することによる利点や、考えるべきポイントなどをディスカッションします。